2024年11月22日

HITACHI EX5600用冷媒付きエアコン充填

ここでは、HITACHI EX5600 掘削機のエアコンに冷媒を充填する方法を説明します。


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パージの必要性
エアコン回路内に空気やその他のガスが残っていると、次のような問題が発生する場合があります。冷媒(R134a)を充填する前に、必ずエアコン回路を真空パージしてください。


1. 高圧側の圧力上昇
エアコン回路内に空気が残っていると、コンデンサー内で冷媒と空気の熱交換が妨げられ、高圧側(コンプレッサー側)の圧力が上昇します。


冷媒ガスは容易に液化しますが、空気は液化する温度が非常に低いため、液化できずに凝縮器内にガスのまま残ります。そのため、回路内の空気量だけ凝縮器内の冷媒ガスの液化量が減少し、高圧側のガス圧力が上昇します。


2. 金属腐食
エアコン回路内に空気が残っていると、冷媒と空気中の水分が化学反応を起こし、塩酸が発生します。塩酸はアルミ、銅、鉄などの金属を腐食させます。
3. 水分による膨張弁の詰まり 高圧冷媒ガスが膨張弁を通過すると、ガス圧が低下し、温度が下がります。エアコン回路内の高圧冷媒ガスに含まれる水分が膨張弁オリフィスで凍結し、冷媒の流れを詰まらせます。
エアコンの動作が不安定になり、冷房効率が低下します。

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Posted by autodiagnose at 10:21│Comments(0)
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