2021年06月21日

いすゞ4JJ1のバルブクリアランスの点検・調整方法

この手順では、いすゞ4JJ1のバルブクリアランスを検査および調整する方法について説明します。

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クランクシャフトを前方に回転させて、最初のシリンダーピストンを圧縮上死点(TDC)に合わせます。
ミラー等でTDCの位置合わせ位置を確認してください。



凡例
1.クランクシャフトプーリー
2.ミラー
3.TDCアライメント位置2.
バルブクリアランスの調整。
ロッカーアームの各調整ネジを緩めます。



凡例
1.
ドライバー2.リングスパナ
3.バルブクリアランス調整ナットレンチ特殊工具バルブクリアランス調整ナットレンチ:
5-8840-2822-0
注:冷却中に必ず調整してください。

ロッカーアームローラーとカムの間に0.15mm(0.0059 in)の厚さゲージを挿入し、ロッカーアーム調整ネジを締めます。シックネスゲージの動きが固くなったら、ロッカーアームのアジャストスクリューナットを締めます。

凡例
1.カム:排気側
2.カム:吸気側
3.ローラー:吸気側
4.ローラー:排気側
・最初のシリンダーが圧縮上死点にあるとき、円が表にマークされます。4番目のシリンダーが圧縮上死点にあるとき、バルブクリアランスの調整のためにXが表にマークされています。


圧縮圧力検査
・エンジンを暖機します。
・バッテリーのマイナス端子を取り外し、すべてのグロープラグを取り外します。
・インジェクターハーネスコネクターを外します(これにより燃料噴射が防止されます)。


注:ハーネスコネクターが取り外されると、ECMは誤動作を判別し、DTCを記録します。測定終了後、必ずECMメモリをクリアしてください。
(セクション1A、エンジン制御システムの「診断情報と手順」を参照してください。)
・バッテリーのマイナス端子を接続します。
・スターターを作動させて、シリンダー内から異物を排出します。
・圧縮ゲージアダプターとゲージを取り付けます。
注:4番目のシリンダーを測定する前に、EGRバルブアセンブリを取り外し、アダプターとゲージを取り付けて、バルブを取り付けます(セクション1F、排出制御の「EGRシステム」を参照してください)。

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Posted by autodiagnose at 09:59│Comments(0)
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